デザイン発注者のためのシンプルの落とし穴(発注の注意点シリーズ第3回)

皆様、昨今デザインという言葉がかなり普及したと思いませんか。
私はそう思います。

そのような専門学校-例で言えば芸術大学、服飾専門学校などが”デザイン”という言葉のキャラクターだった気がする何年か前。

昨今はWebデザインやら家具デザイン空間デザインインテリアデザイン企画デザイン、などなど。
なんでもデザインってつければいいと思ってるんじゃないかくらい見かける”デザイン”という言葉。

そんなデザインを発注する方に是非覚えていて欲しい事を本日も綴ります。
ご参考になれば幸いです。

本日覚えて欲しいのは、
シンプルな感じ」でお願いしますは簡単な話では無いというお話。

「シンプル」=「簡単」では無いのです。

では「シンプルな感じ」がどうゆう解釈を招くのかについてお話を。

誤解を招かないように一応言っておきますが、
私もシンプルは大大大好きございます。

昔は柄物のTシャツに柄物のズボンを履いて野山を駆けずり回った二川少年もシンプル好きへと成長しました。

なぜシンプルはいいのでしょうか。
・時代が変わっても飽きられない
・伝えたいことをしっかり伝えられる。
・年代も性別も関係なく多種多様な人に愛されやすい。
大きくはこの3つになりますかね。

もうこれだけでシンプルが好き。
ただ世の中の発注にはシンプルという言葉を「簡略化」という意味で使う場面もあります。

例えば、
・ごちゃごちゃしない
・余白をもっと
・配色を少なく
・情報を減らして
・文章だけあればいい(イラスト減らす)
これはシンプルではなく、簡単の方です。

これが落とし穴ですね。シンプル=簡単だと思われるのはホントに残念です。
使いやすい言葉だからという理由で「シンプル」を連発すると「簡単」に変化していくことがあります。

皆さんが欲しがっているのはきっとホントの意味での「シンプル」ですよね。

時代が変わろうとも。誰が見ても。伝えたいことが伝わるデザイン。
それをみんなでシンプルと呼びましょう。

発注の際にシンプルな感じで。
そう言わずに
・いつ
・どのタイミングでも
・どんな人に見せても
いいねコレ、覚えやすいし、可愛い、かっこいい、素敵。

それを目指してデザイナーさんとやり取りしてみて下さい。
私たちにご依頼いただく際は是非、究極のシンプルを目指して制作しましょう!

楽しみにしております!

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